いつもありがとうございます。千葉県八千代市の指圧マッサージ施術所、勝田台指圧院です。
指圧というと筋肉を圧すものであって骨を圧したりはしないとお思いの方は多いのではないでしょうか。もちろん指圧は筋肉を圧すものという認識は正しいです。でも、指圧を受けていると骨の辺りを圧されてるなと感じることもあるのです。それは何故かということが今回のテーマです。
そもそも筋肉とは何かということを簡単に言うと「筋肉は骨を動かすためのもの」ということになります。そのため筋肉は二つ以上の骨に跨がって付着しているのがふつうです。骨と骨とを繋いでいる筋肉が収縮することで骨を動かすのです。それが体を動かすということなのです。
そして、この筋肉ですが、収縮を繰り返していると疲労します。その際にどこが疲労するのかというと、筋肉の真ん中の盛り上がっている部分(筋腹)も疲労はするのですが、一番疲れて凝り固まるのは筋肉が骨に付着している部分(いわゆる腱)なのです。
つまり、筋肉の疲労を取る際には、筋肉の付着部を狙うことがかなり重要なのです。もちろん、骨そのものを狙って圧す訳ではないのですが、筋肉が骨に付着している部分を圧せば当然骨に触られてる感じがすることも多少はあります。それで骨を圧されてると思うことがあるかも知れませんが、それは骨を圧しているのではなく、筋肉の付着部を圧していると思って下さい。そして、骨の筋肉の付着部を狙って圧している指圧の方が高い効果を期待できるということも知っておいていただけると幸いです。
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